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    最新の時事英語表現を学べる「ニュースで英語術」

    ニュースで英語術はNHKラジオ第2で月〜金の週5回放送されている5分間の番組です。土日の再放送もあります。NHK World-Japan のニュース番組から1分程度のスクリプトが抜粋されて紹介されます。素晴らしい番組で利用されている方も多いのではないかと思います。 ラジオ放送もですが、ウェブサイトがよくできています。サイトには各記事のスクリプトが英文と和文の両方で見やすく配置されています。 英文スクリプトには各文ごとの和訳と解説がついています。ニュース記事の文章は簡潔に無駄なく必要な情報を伝えることに特化して書いてくれているので、ひとつひとつ確認することで英文と和文の両方の勉強になります。また、解説部分は語句のみならずその語句が使われる背景知識なども含めて説明されておりとても親切です。ありがとう! トランスクリプトを公開している海外のニュースサイトと比べるとひとつひとつの記事は分量として短いかもしれませんが、継続して使うにはこのくらいがほどよいと思います。ニュース英語の学習教材として非常に優秀!最新1週間分の記事については実際のニュース映像も公開されていてリスニングの練習にもなります。 ページ下の「もっと見る」をクリックすると過去半年分以上のスクリプトがアーカイブされています。まさに宝の山です。これからも長く運営を続けてほしい。 以上、ニュースで英語術の紹介でした。

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    例文、コロケーション、類義語の検索に便利なSKELL

    英語のフレーズや語がどのように使われているかを簡単に調べることができる検索サイトとして便利なのがSKELL ( Sketch Engine for Language Learning の略)です。登録の必要もなく無料で使用できるので重宝します。私はネイティブの先生から便利なサイトがあるよと教えてもらいました。例文、コロケーション、類義語は独創的なアルゴリズムと最先端のソフトウェアによって数十億のテキストサンプルから自動的に識別されると謳っています。ちなみにSKETCH ENGiNE という有料のサービス(EU内の教育施設は無料)もあるようですが、無料で使える検索サービスだけでも十分すぎるほどすごいです。 Google で SKELL を検索するとサイトがヒットしますので、開くとこのような画面になります。 word or phrase のボックスに調べたい語を入れます。私は日本の文化や観光地に関わる英作文を練習しているので、ここでは shrine (神社)を入れてみます。 Examples, Word sketch, Similar words の選択肢が自動的に現れます。ここではそのままENTERを押します。 まず Examples では、shrine が使われている例文が40出てきました。 次に Word sketch を選ぶと、画像のようになります。 shrine が主語の場合に使われる動詞の例、shrine が目的語の場合に使われる動詞の例、shrine を修飾する語の例、shrine によって修飾される名詞の例、shrine とともに使われる名詞の例などが一覧で表示されます。 Similar words を選ぶと、画像のようになります。 この画面の上に表示される語のリストにカーソルを合わせるとその語の例文とword sketchもいくつか表示してくれます。下の画像では cathedral にカーソルを合わせています。 フレーズも検索できます。例えば Japanese cuisine と Japanese dish は辞書ではどちらも「日本料理」と出ますが、ふたつの使われ方の違いを調べると、 Japanese cuisine はより総合的でフォーマルな感じの文章の中で、Japanese dish はより具体的な料理を目の前にしたような現場感のある文章の中で使われているのだなと確認できます。 もちろん例文は辞書で調べられますし、辞書に記載されている例文は信頼のおけるきちんとした文章ですから辞書は手放せません。しかし、インターネット検索サービスは、量とスピードの点では圧倒的です。また、言葉は時代とともにどんどん変化していくので SKELL のようなサービスも併用して学習していくのがいいかもしれません。 それにしても便利になりましたねぇ(しみじみ)。

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    Cleaning 掃除

    At primary schools in Japan, students clean their classrooms by themselves. This is said to be related to the teachings of Buddhism and also leads to activities such as cleaning dojo before practicing judo or kendo. From the educational point of view for fostering a spirit of cooperation and independence. Cleaning has even been  adopted in some educational institutions overseas. 日本の小学校では生徒が教室の掃除をしています。これは仏教の教えに関連するとも言われていて、柔道や剣道の練習の前に道場を掃除することにも通じます。協調性や自主性の育成など、教育的観点からも掃除が注目され、海外でも取り入れられています。

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    語源でボキャビル Merriam-Webster’s Vocabulary Builder

    Merriam-Webster’s Vocabulary Builder は語源でボキャビルする本です。私が持っている second edition が 2010年の発売なので少し古い感じもしますが、未だに時折ページをめくって楽しんでいます。(ちなみに私はこの本を first edition でも購入していたので2度目の購入でした。)そして Kindle版も持っています。 この本は30ユニットで構成されています。1ユニットにつき、8つの語源が紹介され、1つの語源につき、4つの単語が紹介されています。ですので、1ユニットにつき32の見出し語、本全体では960の見出し語ということになります。 それぞれの見出し語には、語義、例文、そして筆者によるアツい解説文が付いています。そう、この本の魅力はなんといってもそれぞれの見出し語に付いている筆者の解説文です。試験用の単語帳ではありえないほどの熱のこもった口調(?)で、ユーモアを交えながら教えてくれるのです。アメリカ文化、アメリカ人の考え方にも触れることができるので興味深いです。ただ、読むのに時間がかかるため、効率よく試験のために語彙を増やすという目的にはまったく合わない(笑)。試験用ならもっと良い本がたくさんあるかも。でも本が好きで英語を学んでいる人はきっと気に入ると思います。 前書きにこの本の目的が2つ記されています。 (1) to add a large number of words to your permanent working vocabulary ずーっと使えるような語彙をたくさん増やすこと、そして (2) to teach the most useful of the classical word-building roots to help you continue expanding your vocabulary in the future 今後も語彙を増やしていくのに役立つ語源を教えること、となっています。 多くの方がおっしゃるように、語源の知識を得ながら語彙を増やしていくというのは理にかなっていると思います。この本にはギリシャ語・ラテン語由来の基本的な語源が240紹介されていますが、英文を読む中で出会う未知の語にその語源が含まれていると何となくでもその語がどんなカテゴリーの語なのかを類推することができます。辞書で語義をひいたときにも、やっぱりこういう意味だったのかと記憶に残りやすいです。 この本のもう一つの魅力は、各ユニットの最後にギリシャ語やラテン語に由来する神話や歴史に登場する語、数に関する語をまとめて載せてくれていることです。それぞれ、”Words from Mythology and History”、”Number Words”となっています。これがとても面白くて勉強になります。新聞や雑誌の記事、一般の書籍など読んでいてもこのような語は自明のこととして出てくることがありますよね。ですのでこのコーナーはとてもありがたいです。 語源2つごと、つまり16見出し語ごとにミニクイズ、ユニットの最後にレビュークイズがついていて、理解度をチェックできるようになっています。ただ、洋書の勉強本にありがちですが、巻末の答えが見づらいのです。このあたりは日本の書籍のように見やすく改善してもらえたらよいのですが。 マスマーケットなので紙質はそれなり、でも、ページ数の割には重くありません。私はユニットごとにばらばらにしてステープラーで止め直して見たいところだけ持ち歩いています。印刷はきれいでクリアーです。何年もたつと紙が日焼けして変色しています。値段が安いので気兼ねなく書き込みしています。もっとボロボロになったらまた買い直すつもりです。 以上、お気に入りのボキャビル本の紹介でした。

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    The Iwami Ginzan Silver Mine 石見銀山

    The Iwami Ginzan Silver Mine in the western part of Shimane Prefecture was registered as a World Heritage Site for the first time in Asia as a mining site in 2007. A silver vein was discovered in the 16th century during the Sengoku period, or the age of civil war, and since then, developed by warlords seeking silver. It is said that there were more than 30,000 workers at its golden age and produced one-third of the world’s silver. 島根県の西部にある石見銀山は2007年に鉱山遺跡としてアジアで初めて世界遺産に登録されました。戦国時代の16世紀に銀の鉱脈が発見され、それ以来、銀を求める戦国大名によって発展してきました。最盛期には3万人以上の労働者が働き、世界の3分の1の銀を産出していたといわれています。

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    Arima-Onsen hot spring 有馬温泉

    One of the most famous hot springs in Japan, Arima-Onsen, is located in Kita-ku, Kobe City, Hyogo Prefecture. It is noted for its red hot water called Kinsen, or golden spring. This hot water originally has no color and is clear but turns a unique red color when it touches the air due to the iron in the water. Arima-Onsen is regarded as the oldest hot spring in Japan and more than one million tourists come to visit every year. 兵庫県神戸市北区にある有馬温泉は、金泉と呼ばれる赤いお湯で有名です。このお湯は元は無色透明ですが、空気に触れることで、中の鉄分が酸化して、独特の赤い色に変化します。有馬温泉は、日本最古の名湯と言われており、毎年100万人以上の観光客が訪れます。 「中の鉄分が酸化して」の部分、最初は dioxide 酸化という語句を使って訳したのですが、ネイティブの先生から tour guide interpriter としての説明なら、もっと分かりやすい言葉で説明した方がいいんじゃない?というアドバイスをもらったので due to the iron in the water に直しました。「透明」も transparent から clear にしました。説明する相手によって語句のレベルを選んだほうが良いかもねというアドバイスで、もっともだと思いました。

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    アパートの鍵貸します The Apartment

    ビリー・ワイルダー監督の傑作映画。1960年、作品賞・監督賞などアカデミー賞を5部門受賞しました。 主演は名優ジャック・レモン(役名C.C.バクスター)とシャーリー・マクレーン(役名キューブリックさん)です。 この映画を初めてみたのは、もう40年近く前のこと。私は田舎育ちで近くに映画館がなかったのですが、NHK教育テレビで「世界名画劇場」という番組があり、そこで毎月放映される名画を楽しみにしていました。「アパートの鍵貸します」(The Apartment)もビデオ(ソニーのベータ!)に録画しました。 白黒映画ですし派手なアクションがあるわけではありませんが、軽快な音楽となによりジャック・レモンのセリフ回しの軽快なテンポ、シャーリー・マクレーンの可愛らしさにぐいぐい引き込まれて、笑いあり、ペーソスありで、「これぞ映画だ」と時間を忘れ見入った記憶があります。 以来、何度も何度も見たくなり、ビデオテープがだめになるくらい見ました。その後、働くようになってからは給料で和田誠さんのイラストと文章がついたレーザーディスクを購入しました。レーザーディスクがだめになってからはDVDで買い直し、今もたまに見ています。90年代にマッキントッシュを購入してインターネットが利用できるようになり、スクリプトも簡単に閲覧できるようになりました。(私にとってインターネット最大の効用は、歌詞と映画のスクリプトを確認できるようになったことかもしれません!) ストーリーは単純です。一流の保険会社に就職した社員(バクスター)は自分のアパートを上司の情事に利用されているうちに出世していくのだが、、、。結構、安いソープオペラみたいな感じですが、こんな名画に仕上がっているのは、監督と脚本の力なのでしょう。 10数年前に James Liptonが司会をつとめるActor’s Studio Interviewという番組に(こちらもすばらしいシリーズ番組でした)ジャック・レモンが登場しました。ハーバード大卒の秀才で、おもしろおかしいコメディアンというイメージを持っていましたが、アルコール依存症と闘っているとカミングアウトした場面がありしんみりとしてしまいました。 『アパートの鍵貸します』には洒落たセリフがたくさんでてきます。例えば自殺未遂のキューブリックさん(バクスターは彼女にずっと片思い。でも上司の愛人という設定)を看病しながら励ますセリフ。 You know, I used to live like Robinson Crusoe; I mean, shipwrecked among 8 million people. And then one day I saw a footprint in the sand, and there you were. ねえ、オレ、ロビンソン・クルーソー(無人島暮らしの話の主人公)みたいな暮らしをしていたんだ。つまり800万人の海で難破して(当時のニューヨークの人口)。でもねある日、砂浜に人の足跡があるのを見つけた。そうして君と出会ったんだ。 絶望しているキューブリックさんに、恋の相手があなたみたいな人だったら良かったと言われて苦し紛れに言うセリフ。 That’s the way it crumbles…cookie-wise. うまく訳せないのですが「世の中そんなものさ。ほらクッキーのやつみたいな。」 このセリフの裏には、That’s the way cookie crumbles. という慣用表現があって、何か悪いことが起こったときに「クッキーはそんな風にくだけてだめになるじゃん」→「世の中そんなもんだよ(嘆いてもしょうがないさ)」のような意味らしいです。 ジャック・レモンはこの映画の中で -wise言葉を多用していて、独特のリズムを生み出しています。意味は「〜的な」「〜みたいな」みたいな感じでしょうか。もしかしたら当時の若者言葉を揶揄しているのかもしれません。 DVDとBluerayのAmazonへのリンクです。

  • Japanese Culture

    Namahage なまはげ

    An event that takes place in Oga, Akita prefecture known as Namahage is celebrated on New Year’s Eve which everyone participates in. For the Oga people, Namahage is a visiting god that warns of laziness, drives away the troubles of the house, and brings health, field mountain fruits and seafood. Young people in the village dress up as Namahage and go around the houses in the area, shouting “Any babies crying?”. On November 29, 2018, Namahage in Oga was registered as a UNESCO’s  Intangible Cultural Heritage as one of the “Visiting Gods: Gods of Masks and Costumes”. 男鹿のナマハゲは、大晦日の晩、男鹿半島全域で行われる行事です。集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。男鹿の人々にとってナマハゲは怠け心を戒め、家の厄を祓い、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす来訪神です。平成30(2018)年11月29日に、男鹿のナマハゲは「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

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    Akiyoshidai, the largest karst plateau in Japan 秋吉台

    Akiyoshidai in Yamaguchi prefecture is the largest Karst plateau in Japan. Under 100 meters of the Akiyoshidai, there is Shuhodo, one of the largest limestone caves in Asian Pacific, most areas of which is designated as the national park and a part of which is a special natural monument. There, you can experience a mysterious world that was created by rain falls. The groundwater system in Akiyoshidai was registered in the Ramsar Treaty in November 2005. 山口県の秋吉台は日本最大のカルスト台地です。その秋吉台の地下100メートルに、東洋屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」があります。大部分が国定公園に、その中の一部は特別天然記念物に指定されています。秋吉台に降り注ぐ雨水によって、長い歳月をかけて作り上げた神秘的な世界がそこにあります。秋吉台の地下水系は2005年11月、ラムサール条約に登録されています。

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    分かりやすくてたくさん練習できる英文法書

    English Grammar in Use シリーズは、Cambridge University Press社から出ている世界中の英語学習者に人気の英文法書です。著者はRaymond Murphy。 多くの方が YouTube やブログなどで紹介しているので使ってらっしゃる方も多いと思いますが、私もこのシリーズのお世話になりとても役に立っているので改めて紹介します。 見開き2ページでひとつのユニットになっています。左ページに文法の説明や使い方、右ページには練習問題という構成です。すべて英語で書かれています。 左ページの説明が秀逸です。やさしい英語で基本的な説明と、混同しそうな表現や語法との比較が書かれており、とても理解しやすいです。読んでいくと日本語の英文法書だけでは気づいていなかったことをたくさん発見できると思います。 右ページは練習問題がたくさんあり、巻末の解答で確認できます。ちなみにこのシリーズには解答がついているものとついていないものがあるので、独学の方は解答付き ( with Answers )の方を購入しましょう。以前、The Japan Times の伊藤サムさんが、英語学習は「やさしくたくさん」ということを提唱されていましたが、この本はまさに「やさしくたくさん」学習に最適だと思います。画像は、私が使用した古い版のものです。これから用意される方は最新のものを購入されることをおすすめします。 巻末の解答ページはこんな感じです。新しい版を持っていませんがもう少し見やすくなっているかも、、、 私は巻末の解答ページだけ、本から切り離して、ステイプラーでとめて使っています。こうした方が解答を確認しやすいです。 このシリーズは種類がたくさんあります。また、古いバージョンと新しいものが混在していたりするので、どれを買ったらいいかわからん!という方もいるかもしれません。 最新のバージョンでは初級のものは Essential Grammar in Use with Answers:A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English です。この本は EU(ヨーロッパ連合)で語学力の国際標準として使われている CEFR ( The Common European Framework of Reference for Languages ) でいうとA1-A2-B1くらいが対象です。文部科学省が各資格・検定試験とCEFRとの対照表を出しているのですが、それによると日本の英検のおよそ3級から2級くらいとなっています。 中級者用の本としては、English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebook があります。この本は CEFR の B1-B2 ですので、英検2級から準1級程度となります。 私は古いバージョンの Basic Grammar in Use と Grammar in Use Intermediate の2冊を使いました。Basicは初級、Intermediateが中級です。私はほとんどの方は Basicの方をしっかり勉強すれば十分という感想を持ちました。私は現在、英検1級を持っていますが、初級の本はいまだに役に立っています。ですので、Essential を隅から隅まで勉強し、基礎を固めた上で、足りない部分が出てくれば、Intermediate や Advanced(上級者)用のもので勉強したり、他の文法書等で確認するというやり方が良いと思います。 追記:10年ほど前?にこの本のアプリがありました。購入してiPadで使ってみましたが、あまり使い勝手はよくありませんでした。新しいものは試していません。私は自由に書き込める書籍の方をおすすめします。

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    Ainu Pattern アイヌ文様

    The Ainu pattern is characterized by its elaborate and geometric design with a natural motif. The people of Ainu, who used to live by collecting seafood and mountain products, worshiped everything in nature as “Kamui”, God. They have incorporated natural motifs into the patterns not realistically but in an abstract way because of the awe of nature. アイヌ文様は、緻密で幾何学的なデザインが特徴で、自然をモチーフにしています。海や山の幸を集めて暮らしてきたアイヌの人々は、自然界のすべてのものを「カムイ(神)」と崇めてきました。自然への畏敬の念から、写実的ではなく抽象化して文様に取り入れてきました。

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    Aizome-Japanese Indigo Dyeing 藍染め

    Aizome, indigo dyeing, has been loved by Japanese people for a long time. The number one production site in Japan is the Yoshino river region in Tokushima prefecture. Indigo dyes vividly on any cloth, so it has been widely used from kimonos to washcloths. As time goes by its color seems to deepen and become more vibrant. It is a dyeing process where people can enjoy the changing colors. 藍染めは古くから日本人に愛されてきました。日本一の生産地は徳島県吉野川流域です。藍はどんな布でも鮮やかに染まるため、着物から手ぬぐいまで幅広く用いられてきました。月日が経つごとに、深みのある色に変わる藍染めは、まさに生き物です。時とともに、移ろいゆく色の変化を楽しむ染め物です。

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    Remembering Mr. The Destroyer ザ・デストロイヤーさんの思い出

    His real name is Richard Beyer, and his official ring name was The Intelligent Sensational Destroyer. Even if you are not a professional wrestling fan, you may have heard of his name The Destroyer if you are in my generation or have at least seen him with the mask on TV shows, and you may also know his Figure-Four Leglock. He was one of the most popular professional wrestlers from overseas. I don’t remember the exact date, but it was some 45 years ago, he suddenly appeared at the elementary school where I studied. It was all too sudden. It was after school, no different from any other day. I was…

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    英検1級の単語帳 The Japan Times社の『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX』

    私は英検1級を受験すると決めてから約4か月間、集中して準備をしました。とはいっても仕事の合間でしたので、平日は疲れてしまってほとんど勉強にならず、休日に数時間ずつ頑張っていたという感じです。それでも語彙対策だけはほぼ毎日続けました。それというのも初めて過去問題をといてみたときに、最初の語彙パートが難しくて、ここで8割以上正答しないと受からないと思ったからです。 受験を考える前の私の語彙力はたぶん7,000語程度だったのではないかと思います。『Duo3.0』に出てくる単熟語をだいたい知っているくらいでした(ちなみに『Duo3.0』は例文の中で語彙を無駄なく身につけることができるように作られた人気の単語帳で、とても役に立ちました)。しかし、1級の一次試験に受かるためには語彙のビルドアップが絶対に必要でした。 対策本としては、旺文社の『英検1級出る順パス単』とThe Japan Times社の『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX』が候補でしたが、私は後者を選びました。理由はThe Japan Times社の伊藤サムさんのファンだからというだけだったのですが。自分の中の基準としては、出題傾向をよく分析していること、例文がついていること、そして音声が付いていることですので、正直、どちらを選んでもよいと思いました。近くに大きな書店がある方は手にとってみて自分に合いそうな方を選ぶのが良いと思います。 本書の説明によると、過去24回分の出題を分析して出る順に単語が並んでいます。隅から隅まで学習することで、類義語・反意語・派生語を含めて3500強の語彙増強が見込まれるそうです。 Unit1〜8までは単語、9と10は熟語です。語彙のエントリー数は2364あります。Amazonで注文した本書が届いたときに、語彙セクションで満点をとるぞ!と意気込みました。 左ページに語彙・発音記号・主な語義・派生語等、右ページに例文というシンプルな作りです。私はこれくらいが見やすくて勉強しやすかったです。余白には英英辞典で調べたメモなどを書き足したりしました。何度見ても忘れてしまうものはチェックボックスに印をつけたり、マーカーを引いたりしました。1ページに12単語並んでいます。どんなに仕事で疲れていても4ページ48語(見開き8ページ)を日課として進めました。サボった日もありましたが、なんとか2か月程で1周目を隅から隅まで勉強し終えました。 残りの2か月間は、一次試験の当日まで何度も繰り返し見直しました。大丈夫そうな単語は飛ばしていけるので、2周目、3周目となるたびに見直すスピードも早まります。 各Unitの終わりに見開き2ページの DATA FILE というページが設けられています。「長文問題に出現する専門用語」が6つ(生物、人体、医学、環境・自然、地学・気象・天文、物理・化学、技術・IT、政治・経済・ビジネス、社会、文化・歴史、職業名)、「語彙力を高める接頭辞・接尾辞」が4つです。ここに載っている専門用語は難易度が高く、辞書で発音を確認してメモしながら覚えました。これが長文問題に地味に役立ちました。 結果として、一次試験の語彙パートで満点を取ることはできませんでしたが、9割以上を得点できました。また長文問題等でも高得点を取ることができ、苦手なリスニングの分をカバーできたと思いますので、努力の甲斐がありました。 英検1級を取得した時点で私の語彙力は1万語強程度だったと思います。それでも新聞や雑誌(一般紙)の記事などはそれほど苦なく読んで楽しめるようになりました。英語の力を伸ばすには、多くの方がおっしゃられているように語彙はある程度短期間で集中して増強することが必要だと思います。 英検1級の試験に出る単語は覚える必要のない難しい語が多いというレビューを見ることがありますが、私はむしろ、一般的な記事を理解するためには最低限必要な、ある程度の努力で身につけられる妥当な線と思います。もちろんどんどん忘れてしまいます。しかし、普段から読んだり聞いたりする中で頻繁に登場するものはしっかり身についていきますし、あまり目や耳にしない語は忘れていきます。結局、語彙力は自分が目指している生活環境によるのではないでしょうか。したがってネイティブの子どもさんが使うような言葉が全く分からなかったりします(笑)。ではでは。

  • Japanese Culture

    Sushi 寿司

    Sushi is a Japanese dish, which is popular in Japan and abroad. There are various types of sushi such as Nigiri-zushi (vinegared rice held in a small oval shape and seafood on top) , Maki-zushi (rolled-sushi with seafood and vegetables in vinegared rice wrapped in seaweed) , Chirashi-zushi (vinegared rice in a bowl, topped with seafood, vegetables and an omelet cut into narrow strips). 寿司は日本でも海外でも人気のある日本料理です。酢飯を小さく楕円形に握り、その上に魚介類を載せた握り寿司、酢飯の中に魚介類や野菜を入れて海苔で巻いた巻き寿司、お椀に酢飯を盛り、その上に魚介類や野菜、錦糸卵などを散らしたちらし寿司など、さまざまな種類があります。