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いよいよ明日
今朝、新千歳空港から飛行機に乗って、二次試験会場の東京外国語大学近くの宿までやっと到着。 昨日は仕事上のちょっとした大きめのイベントがありましたが、何とか成功して、安心感と感動に浸りながらの移動。 多摩駅を降りて、石材屋さんがやたらと多いなと思ったら、ここは多摩霊園の所在地なんですね。まだ明るかったので、東郷平八郎氏とその隣の山本五十六氏の墓前で手を合わせてきました。 それぞれの時代で国の命運を分けるような大きな判断をせまられた英雄たちの苦悩とプレッシャーを想像すると、自分の試験なんてちっぽけなもの。結局、勉強は不十分なままでここまで来てしまいましたが、うまくいってもいかなくても、落ち着いて試験に臨めそうです。 今日は早めに休んで明日に備えます。
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Kenrokuen Garden 兼六園
Kenrokuen Garden, which is located in the Ishikawa Prefecture, is one of the three most famous gardens in Japan. It is said that in 1676, the Lord of the Kaga domain, Maeda Tsunanori, built his own villa on the former grounds of the castle workshop and turned the surrounding area into a garden. The primary winter attraction of Kenrokuen Garden is snow fishing and in winter the water has a golden shimmer that dances across it. In spring, you can take a walk through the garden while enjoying the view of the cherry blossoms. The garden is crowded with many tourists throughout the year. If you join them for a…
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Covid-19 Pandemic コロナ禍
The new coronavirus infection has spread all over the world since the infection was reported in Wuhan, China in December 2019, and the cumulative number of infected people exceeded 100 million in January 2021. Infection spread in Japan, a state of emergency was declared, and the economy was seriously damaged. The government is calling on people to avoid the Three Cs , Closed spaces with poor ventilation, Crowded places with many people nearby, Close-contact settings such as face-face meetings, because the coronavirus increases the risk of infection in such situations. Due to the Covid-19 pandemic, people’s lifestyles have changed drastically, for example the increase in remote working. 新型コロナウィルス感染症は2019年12月に中国の武漢市で感染者が報告されて以来、世界中に広がり、2021年1月には累計の感染者数が1億人を超えました。我が国でも感染が拡大し、緊急事態宣言が出され、経済にも深刻な打撃を与えました。コロナウィルスは3密と呼ばれる密閉空間、密集場所、密接場面で感染リスクが高まることから、政府は人々に3密を避ける呼びかけをしています。コロナ禍により、テレワークの促進など、人々の生活様式は大きく変わりました。
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The Hiroshima Peace Memorial Museum 広島平和記念資料館
The Hiroshima Peace Memorial Museum is a museum located in Hiroshima City, Hiroshima Prefecture, which opened in 1955. The enormous damage caused by the atomic bomb dropped on Hiroshima City on August 6, 1945 is passed down to the future through testimony, relics, and materials from that time. Not only is there the exhibition of dolls that were exposed to the radiation, there is also: the “Human Shadow Etched in Stone” where the heat rays of the bomb left a figure on the stone, the photograph of a girl who was burnt, and the historical background that led to the dropping of the atomic bomb along with the history of…
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Fushimi Inari Taisha 伏見稲荷大社
Fushimi Inari Taisha in Kyoto is the headquarters of Inari Shrines scattered all over the country, and the Inari god who controls the fertility of five grains is enshrined there. It is also deeply worshiped as a god of business prosperity and family safety. The mysterious and spectacular red Senbon Torii, or one thousand gates, attracts attention and has become a popular spot for both domestic and overseas tourists. The fox-shaped votive tablet and the roasted sparrow, a specialty of the gate, are also popular. There is no closing time and you can worship all day long, so it is quite busy, therefore if you want to take a picture…
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Rakugo 落語
Rakugo is a type of traditional Japanese storytelling that was established in Japan during the Edo period and has been handed down to this day. The speaker tells many funny stories about the lives of ordinary people in Edo, and at the end he gives a punchline. A speaker in a kimono sits alone on a cushion in the center of the stage and uses fans and towels to speak the lines of many characters using different voice tones. The speaker is trained, and if his / her ability is recognized, he / she will be certified as “Shinuchi”, or the maste 落語は江戸時代の日本で成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種です。話者は江戸時代の庶民の生活にまつわる数々の話をおもしろおかしく、最後には「落ち」をつけて話します。着物姿の話者がひとりで舞台の中央の座布団に座り、扇子や手ぬぐいなどを用い、多くの登場人物のセリフを声のトーンを使い分けながら話します。話者は修行を積み、実力が認められると「真打ち」に認定されます。
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二次口述試験まで1週間
あれよあれよという間に、全国通訳案内士の二次試験まで残り1週間となりました。 会場は東京外国語大学の府中キャンパス。府中って行ったことないし土地が分からない。昔、3億円事件があったところ?というレベル。格安航空券を使うので発着は成田だから結構遠いです。 平日は仕事で疲れるし金曜日には業務上の少し大きめのイベントを控えているので、今日が勉強に時間を使える最後の一日でした。予定通りにはまったく行きませんでしたが、残り数日間、やれることをやるしかないと思っています。 予報を見ると試験当日の東京の気温は日中12℃。コートはなくて大丈夫そう。試験はマスク着用のまま行うそうです。スマートウォッチは使用不可なので、別の腕時計をしていかなければなりません。 話は変わりますが、新しいスマートホンのレビューなどを見ていると(特にGoogleのPixel 6 など)AIによる音声認識のレベルがまた一段と向上していることに驚かされます。単に言葉のやりとりということに限って言えば、通訳業務は機械に取って代わられる日も遠くないかもしれません。ですからやはり会ってよかったと思ってもらえるようなホスピタリティ、おもてなしの心がますます大切になってくるような気がします。 来週の試験は、できてもできなくても、笑顔でがんばるぞ。
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Kabuki 歌舞伎
It is said that Kabuki was created by Izumo no Okuni, a woman who was active from the latter half of the 16th century to the beginning of the 17th century, and became popular in Kyoto. Kabuki dance was regulated by the Shogunate, and females and young men were prohibited from performing on stage. After that, Kabuki dance declined for a while, but it developed greatly in the Edo period due to more sophisticated stories and ingenuity of stage equipment. Today, it is registered as a UNESCO Intangible Cultural Heritage as a stage performing art that represents Japan. 歌舞伎の起源は、16世紀後半から17世紀のはじめにかけて活動した出雲の阿国という女性が始め、京都で人気を博した、阿国歌舞伎だと伝えられています。歌舞伎踊りは幕府による規制を受け、女性や若い男性が舞台で演じることを禁止されました。その後、歌舞伎踊りは一時衰退しましたが、より洗練されたストーリーや舞台装置の工夫により、江戸時代に大きく発展しました。現在では日本を代表する舞台芸能として、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
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ヘミングウェイで学ぶ英文法
アーネスト・ヘミングウェイの優れた短編を十二分に味わうための英文法をしっかりと解説してくれる素敵な本です。ヘミングウェイのファンのみならず英文学をオリジナルテキストで深く味わいたいという人にもおすすめです。 アーネスト・ミラー・ヘミングウェイは、1920年代から50年代にかけて活躍したアメリカ生まれの小説家で、代表作には『武器よさらば』『陽はまた昇る』『誰がために鐘は鳴る』などがあります。作品中最も評価を受け、ノーベル文学賞受賞のきっかけともなった『老人と海』が最近NHKの「100分 de 名著」(こちらもおすすめ)でもとりあげられるなど、また人気が復活しているような気がします。 よく知られるように、シンプルな言葉を紡いで人の気持ちや情景を見事に表現していく、無駄のない、かつスタイリッシュな文体が魅力です。ヘミングウェイは短編の名手としても知られています。実は、若い頃はヘミングウェイの短編を読んでもピンとこなかったのです。しかし不思議なもので、年月がたって、いろいろとそれなりに人生経験を積んできて読み直してみると、ああ分かる分かる、こういうことだったのかとしみじみと心に染み入るようなことがあります。ちなみに私が最も心に残っている短編作品は “I Guess Everything Reminds You of Something”(何を見ても何かを思い出す)という生前未発表の作品です。 この本では、以下の6つの短編がとりあげられています。 それぞれの作品について、和訳、原文、文法の解説、作品解説がついています。著者の解説やコラムがとてもおもしろいです。”Cat in the Rain”や”Hills Like White Elephant”なんかは、1人で読んでいたときには「ふーん」「そんなことがあったんだね」くらいの感想しか持ちませんでしたが、著者のアツい解説を読んでなるほどそうかと気付かされることが多々ありました。 今まで何気なく食べていた食材が、何かひとつ事情を知ったことで、とても好きな食材に変わってしまうというような(たとえが変?) この本はたいへん売れたようで、続けて同じ出版社から続編の『ヘミングウェイで学ぶ英文法2』、シリーズとして『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』、『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』も刊行されています。こちらもおすすめです。信頼のおけるしっかりとした文法解説で英文学の優れた短編をオリジナルテキストで楽しみたい方、一度手にとってみてはいかがでしょうか。
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Tempura 天ぷら
Tempura has become an indispensable part of Japanese food. It is a popular dish that is always mentioned as one of the “Japanese food that you want to eat” and “Japanese food that was delicious” by foreign tourists who are increasing year by year. However, tempura is not an ancient Japanese dish, but a Nanban dish that was introduced from Portugal to Nagasaki with the introduction of guns about 400 years ago (in the middle of the 16th century). In Japan at that time, oil was very valuable for lighting, so tempura, which uses a large amount of oil for cooking, was treated as a luxury dish. With the increase…
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Japanese Sweets 和菓子
Wagashi, or Japanese sweets, have a long history and they are said to date back to the Jomon Period. It is said that during the Jomon period the process of making dumplings was to crush nuts, removing the lye with water, and rolling them. After that, wagashi evolved under the influence of exchanges with Tang (now China) and the development of the tea ceremony culture. While incorporating various materials and making use of traditional techniques, wagashi have been developed by manufacturing and processing methods to produce higher-quality sweets. On the other hand, it is a characteristic of Japanese sweets culture that the traditional dumplings and rice cakes are still strongly…
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発音 pronunciation
BBC Learning English は英国放送協会 British Broadcasting Corporation が運営している英語学習サイトです。 BBC公式サイトの About the BBC のページには次のように書かれています。 We’re impartial and independent, and every day we create distinctive, world-class programmes and content which inform, educate and entertain millions of people in the UK and around the world. 私たちは公平で独立した立場で(つまりいかなる権力にもよることなく)、特有でワールドワイドな番組と、知らせること、教育に役立つこと、そして楽しませることを目的とした内容を創り、数百万の英国民と世界中の人々にお届けします。(拙訳) BBC公式サイトより 上のようなミッションを公共放送として行っているので、ニュースやテレビ番組のみならず、英語学習の教育コンテンツもとても充実しています。日本のNHKと共通するところが多いですね。BBCは英国民の受信許可料(テレビを設置または使用する人が年間2万数千円を払う)をもとに運営されていますが、インターネットを通じて日本にいる私たちもコンテンツを無料で利用できるのです。イギリスの人たち、ありがとう。 BBC Learning English のプログラムは内容が盛りだくさんすぎて消化しきれないほどあります。しかもどれも質が高く、何よりBBCだから間違いない!という安心感があります。 ここで紹介したいのは The Sound of English という発音練習の基本プログラムです。 The Sound of English は Alex Bellem さんという方が、英語で使われる44の発音をシンプルに、口の形を見せながら分かりやすく教えてくれます。各ビデオはおよそ1分〜3分程度です。解説ビデオは最初のイントロダクションを含めると45あります。 最初の紹介ビデオでAlexさんは、「良い発音とはとても大事ですが、良い発音とは何でしょう。ネイティブみたいに話すというより、異なるアクセントがあってもいいんです。大事なのははっきりと発音すること、他の人に言わんとしていることが伝わること。英語には様々なアクセントがあります。英国内にも世界中にも。」とおっしゃっています。Alex さんご自身は標準的な南部の英国アクセントだそうです。少し勇気づけられます。 プログラムの構成は以下のようになっています。 私が苦手な短母音の例です。動画はBBCのサイトから埋め込む方法が分からず、You Tube に上がっていたものを埋め込みました。 BBC Learning English には他にも発音学習のプログラムがありますが、今回はもっとも基本的なものを紹介しました。私が発音を意識し始めたのは英検1級をとってからです。試験の時にリスニングパートがまるでダメで(受験者全体の平均点より低かったかも、、、)、きちんと聞けるようになりたいと思ったことでした(聞いてる端から忘れてしまうという記憶力の問題もあるのですが)。言葉って音でできているんですよね。当たり前ですけど、そのことを再認識した次第です。 BBC Learning English にはアプリ(iOS、アンドロイド)やポッドキャストもあります。質が良くてしかもお金がかかりません。利用しない手はないですね。ポッドキャストについてはまた別の機会にレビューしたいと思います。
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TED
英語学習にTED (Technology, Entertainment and Design) のサイトを利用している方も多いと思います。TEDは1984年にNPOとして誕生して以来、Spread Ideas をミッションとしてオンラインやイベントを通じて世界中に広がりました。 TEDの魅力は、ありとあらゆる分野の第一線で活躍している人たちが登場して熱いプレゼンをしてくれるところです。1本あたりの話は短くまとめられていて、また、アニメーションを使ったものもあり、専門の知識がなくても楽しめるように作られています。 英語学習の教材として優れているのは、①内容が素晴らしいこと、②トランスクリプトが用意されていることです。 たとえば、次の動画は脳科学者のMatt Walkerさんによる”The surprising health benefits of dreaming”です。たった2分あまりの動画ですが、夢を見ることは “overnight therapy”のように作用して覚醒時の問題解決能力の向上に役立っているという内容が語られています。 上の埋め込み動画でも英語を含めた7つの言語の字幕を利用できますが、リスニングの練習には、TEDのサイトで見ることをおすすめします(動画の画面のTEDのロゴをクリックするとサイトへ飛びます)。動画の下の”Details”ではこの話の要約、”Transcript”をクリックするとこの動画で用意されているトランスクリプトの言語を選ぶことができます。サイトの方がトランスクリプトが見やすく、Mattさんが話しているセンテンスを色表示してくれます。しかも、聞きたいセンテンスをクリックするだけで何度も聞き直すことができます。 動画によっては日本語のトランスクリプトが用意されているものもあります。その場合、日→英、英→日の練習にもなります。 TEDにはポッドキャストもあります。気に入った話をダウンロードして通勤時間などに利用するのも良いですね。