• 01 Japanese History

    #34 Topple the Shogunate!

    YouTube video of this episode is here! Japan in turmoil: In the 1860s, a force emerged to overthrow the Edo shogunate. Yokohama, with a population of about 3.7 million, is one of Japan’s leading international port cities. Once little more than a small fishing village, it was not until 1859 that it began its journey as a trading port with Europe and the United States. The main export was raw silk. Its export led to a shortage of domestic textiles, which led to a shortage of daily necessities. In addition, due to the difference in exchange rates, a large amount of domestic gold flowed out to Europe and the U.S.,…

  • 05 UoPeople

    UoPeolpe 3コース目が終わり晴れて Degree Student になった

    先日、3科目目 EDUC5220: Curriculum Design and Istructional Decision Making を無事に終了し、UoPeople から次のようなメールを受け取りました。 Congratulations!You have successfully completed UoPeople Foundations and have been admitted as a Degree Student in the Master of Education in Advanced Teaching program! (以下略) UoPeople Admissions からのメール ファンデーションに指定されている4科目のうち、3科目を終了したので晴れて Degree Seeking Student として認められたのだ。おめでとう、自分! 今回の EDUC5220 はコース名の通りカリキュラムのデザインについての内容だった。これまでカリキュラムという言葉自体を漠然と捉えていたし、シラバスとの違いもよく分かっていなかったことに気がついた。とにかく年度内に「こなすための教育計画」くらいの考えでいたことにも気がついた。カリキュラムは学校の中だけで閉じられるものではなく、様々な利害関係者が絡み合うコミュニティの中で機能するものであることについても、深く考えさせられる内容でした。ディスカッション・フォーラムで他の先生方とやり取りしたり、ポートフォリオ・アクティビティの振り返りをまとめたりしていると、日本の教育環境においては、総合的な学習の時間の重要性を改めて感じます。導入された後、PISAの結果で日本人の学生がランクを落としたといって大騒ぎして、円周率がどうしたとか、「ゆとり世代」なんていうわけの分からない言葉まで作られて、すっかりダメにされてしまった感のある総合的な学習の時間ですが、もっとこの時間を大切に使わないといけないと思います。 このコースで初めて日本人の方と一緒になりました。とても心強かったです。UoPeople のサイトによると、現在日本人の学習者が3千人強(推定)いて、教育学修士 M.Ed.コースの登録者は4%程度ということなので、日本全国では単純計算で百数十名ほど。貴重な出会いに感謝でした。またこの後のコースでもご一緒できると嬉しいです。 評価方法も科目によって大きく違うということもわかりました。例えば今回の EDUC5220 では評価項目と重み付けは次のようになっていました。 Discussion Assignments 25% Written Assignments 15% Group Activities 15% Reflective Portfolio Activities 45% TOTAL 100% Grading Components and Weights EDUC5220 Written Assignments と Group Activities の重み付けが低く、Reflective Portfolio Activities に半分近くのウェイトが置かれていました。これは私にとってラッキーでした。正直言ってグループアクティビティはメンバー間の連絡のやりとりからレポート(またはプレゼン資料)の作成までとても大変なのです。グループアクティビティについては別の機会に書きたいと思います。それから、私は今回 Written Assignments のピア評価を一つ提出し忘れてしまっていたのです。終わらせたつもりになっていたのですが、提出しておらず、気がついたときには締切を過ぎていました。やってしまった〜!と青くなりましたが、Written Assingments の重み付けが低かったおかげで大きなダメージを受けずにすみました。全体では今回はじめてA+ 4.0 をいただきました。いまのところ通算のCGPA 4.00 をキープできています。毎週の課題をこなすのは時間がかかり大変ですが、示されているインストラクションとルーブリックをよく読み、指示をはずさないように課題を仕上げれば間違いなく高評価をいただけます。ピアによる低評価が話題になることがありますが、今回の先生は丁寧に課題を見てくださり、最終的にすべてインストラクターの判断でアジャストしてくれたので全く問題ありませんでした。 つかの間の休み。来週からネクストタームが始まります。本業の方も相変わらず忙しくクタクタですが、学んでいる実感がとてもあり、UoPeople に入学してよかったと思っています。円安のせいで査定料の300ドルが45,000円以上になってしまうのがつらいですが!

  • 06 Miscellaneous

    ポートランドのドーナツ屋さん

    先日、研修でアメリカのメイン州ポートランドへ行く機会がありました。 私はアメリカ本土へ初めて上陸しましたが、北に位置するメイン州は私の地元北海道と似た気候で自然が美しく、その中心都市であるポートランドはアメリカ建国の歴史を感じさせる美しい街並みの素敵なところでした。面白いことがたくさんありましたのでおいおい書いていこうと思います。 さて、泊まったホテルの近くにおいしいドーナツ屋さんがあるよと教えてくれた人がいました。なんでもドー(生地)にイモを使っているとか。ジャガイモ好きの道産子としては絶対においしいっしょと直感しました。ホーリードーナツ( The Holy Donut )という地元で大変な人気のドーナツ屋さんで、メイン州に数店舗あるそうです。私が行った コマーシャル・ストリート店は7時開店ということだったのでホテルの朝食前に行ってみましたが、すでに地元民と観光客がズラリと並んでいました。 この人気のドーナツは2010年にリー・ケリス(Leigh Kellis)さんという女性のキッチンからスタートしたそうです。地元の食材であるメイン州のジャガイモを使ったドーナツは、最初地元のコーヒーショップで販売されましたが、すぐに評判となり注文が殺到するようになったそうです。 店内に入るとTシャツやキャップ、コーヒーなどのオリジナルグッズもありました。ドーナツは種類が多くて(どれもおいしそう!)迷いましたが、朝食前だったので一つだけ、ブルーベリーレモンを選びました。これが大正解でコーヒーとの相性抜群でした。甘さも油も控えめで食材もしっかり感じられます。こういうドーナツが北海道にもあったらいいなと思いました。北海道のジャガイモや食材ならいけるでしょ! コマーシャル・ストリート店は店内に座る場所が少ししか無いので近くの公園で食べました。公園にはなぜか日本の赤ポストが2つ。東京の品川区とポートランドは姉妹都市提携をしているらしく、ポートランド市の旧郵便局跡地を公演とする際に品川区から贈られたものだそうです。

  • 05 UoPeople

    UoPeople の評価システム

    University of the People の M.Ed.(教育学修士)の勉強を始めてひとつ目のコースが終了し、評価が出ました。私はコーストータル 95.27 で、CGPA 4.00(最高点)のAをいただき、単位3を獲得することができました。とても大変だったので素直に嬉しいです。自分ももちろん努力しましたが、あつく指導してくださった教授と、特にグループ活動を一緒に行ってくれた優秀な仲間のおかげです。感謝。一息ついたら、もうすぐ次のコースが始まり8月まで忙しい毎日が待っています。またAを目標にがんばろうと思います。 今回は、自分の成績を例に、UoPeople の評価システムについて書き留めておこうと思います。 UoPeople の評価項目は次のようになっています。この評価項目と重み付けはコースによって変わります。 ① Discussion Assignments ディスカッションフォーラムへの投稿 20% ② Written Assignments 小論文 30% ③ Group Activities グループ活動 25% ④ Reflective Portfolio Activities ポートフォリオ(振り返りのエッセー) 25% 合計 100% 評価項目と重み付け ①〜④の文章はすべて APA フォーマットに従いアカデミックライティングで仕上げる必要があります。特に引用の仕方や、一人称、二人称を用いずに客観的な表現にする、また、受動態を多く使うなど、学校で習った英語とは真逆の仕様なのでとまどいました。私は、オフィシャルガイドブック( Publication Manual of the American Psychological Association : The Official Guide to APA Style 7th edition )を購入しその都度参照しました。また、APA のオフィシャルサイトも参考にしました。 ① Discussion Assignment について Discussion Forum への投稿は全部で8回ありました。各回がそれぞれ10点満点で評価されます(ピア評価)。投稿のあと、仲間に対する評価を3名以上行います。Discussion Assignment の得点はコース全体では 20% 分を占めるので、換算すると、1回分の満点10点はコース全体への貢献度が 2.5% となります。8回とも10点満点だとすると、20%を獲得することになります。 ユニット 得点 満点 コース全体への貢献 Unit 1 8.67 10 2.17% Unit 2 9.00 10 2.25% Unit 3 8.00 10 2.00% Unit 4 7.00 10 1.75% Unit 5 9.50 10 2.38% Unit 6 10.00 10 2.50% Unit 7 9.50 10 2.38%…

  • 05 UoPeople

    UoPeople 教育学修士 最初のコースの全アサインメントを無事に終了

    この4月からUoPeolpeの勉強を始めて、約2か月になりました。今日、晴れて最後の課題 Unit 8 Portfolio Assignmentを提出し、最初のコース EDUC5010: Education in Context: History, Philosophy, and Sociology の課題がすべて終了しました。 このコースで提出した課題は でした。このうち、Discussion Forum へのポスト、Written Assignment、Portfolio Assignment、および Group Activity はすべて アカデミック・ライティング(APA フォーマット)で作成しなければなりません。ですので、言い換えると、テーマに沿った小論文を20本(私はだいたいそれぞれにつき800~1000語くらいの内容でした)、ピア(仲間の学生)への評価とコメントを39本以上書いたことになります。 グループのプレゼンづくりは、優秀な仲間に恵まれ、大変でしたが良い作品を作ることができ、最高点をもらうことができました。 レギュラーの仕事を持ちながらなので、分かってはいましたが、とてもきつかったです。何度か徹夜もしました。ピアの中には、仕事を持ちながら2つのコースを同時進行している優秀な人もいます。最初50人ほどいた同じクラスの仲間は、たぶん14,5人に減りました。ただ、残っている人たちは皆、熱心な人達なので、意見交流など勉強になります。私は要領が悪いので休日も朝からずっと勉強です。やっと最後のアサインメントを提出し終わったので、あとは成績を待つのみです。そして次のコース開始まで2週間ほど一息つける感じです。インストラクターはテキサス大学の先生で、ユーモアがあり、熱血な感じで、学生を叱咤激励しながら、こまやかに連絡をくれたり、質問にもすぐに返信してくれる方でした。最初のコースでこのような先生に担当していただいてありがたかったです。 教育学修士号取得のためのコース全体の、やっと13分の1の課題を終えたところです。300ドルの評価料も支払いました。すでに息切れしそうですが、きつい分、実際の勉強になっているという実感があります。最初のコースでは、教育の目的や哲学、方法論、グローバルな視点での教育の状況など、大きな視野で教育というものを俯瞰することができました。普段の仕事をこなしているだけではあまり視野に入ってこないことばかりだったのでとても面白かったです。

  • 05 UoPeople

    UoPeople の “a non-degree seeking student” について

    UoPeople で教育学修士号 (M.Ed.) 取得のための勉強が始まって5週間目。世の中はゴールデンウィークだが、自分に休みは無い。今、自由な時間はほぼ勉強に費やしている。しかし振り返るとこれまでの教員人生も休日はほとんど部活動の指導だったから、コーヒーを飲みながら机に向かって勉強するなんてまだ楽な方だ(働き方改革で休日の部活動はこれまでの半分くらいになった〜個人の感想です)。 同じクラスの参加者を確認してみると、最初50名くらいいたはずの学生が19名になっていた。もうすでに半分以上の人達がドロップアウトしたらしい。UoPeople の規定では決められた期間内に申請してコースの途中で抜けたり、休学したりできるので(成績に影響しない)、授業料が無料ということもあり最初から気軽に?コース登録する人がいるのかもしれないと思った。生き残っている人たちは Discussion Forum の投稿を見ても優秀な人達ばかり。Discussion Assignment と Written Assingment の両方で3名の peer assessment でお互いを評価し合う。お互いの成績に関わるので下手なことは書けない。rubric を見ながら慎重に書くわけだがこれが結構大変だ。ピア評価についてはまた別の機会に書こうと思う。 いつも moodle の登録コースの画面ばかり見ていて、ポータルサイトの画面を見ておらず気づいていなかったのだが、次の学期のコース登録が始まったので、コース登録と現在勉強中のコースの assessment fee (評価料)$300を支払うのにページを見ると “Couses taken as a non-degree seeking student” と書いてあり「ん??」となった。UoPeople のホームページには non-degree seeking student の説明として「学位の取得を目指さず勉強している学生」というような説明もあり、学位取得を目指していないとはどういうこと?もしかして最初の登録で何かやらかしてしまったのかと焦ってしまった。とりあえず chat bot の Michelle (右下のAI チャットガイド)にプログラムアドバイザーにつないでもらって相談のメールを送った。しかし、Graduate Catalog (学院生の説明書)を読み直して理由が分かり、プログラムアドバイザーには「説明をよく読んでいませんでした。すみませんでした」とメールを送り直すことになった。やれやれ。 a non-degree seeking student から degree seeking student になるには (M.Ed. の場合) Graduate Catalog によると学位取得の手続きとして、 つまり、Foundation(基礎コース)を終了するまでは、私はまだ正式には大学院への入学を認められたわけではなかったのだ(Catalog には最初にすべて目を通していたが、意味がよくわかっていなかった、、、)。 M.Ed. では Foundation として4つのコースがある。今年度のカタログでは以下の通り。 まず最初にこれらのうち3つをすべて最低でも GPA 2.67(Bマイナス)以上の成績で修了する必要がある(ちなみに GPA の満点は4)。修了するとコースの単位も取得できる(3✕3=9単位)。その後、ようやく大学院で学位取得を目指す力があると証明され、正式な UoPeople 大学院生と見なされる(この4つはすべて必修なのでどっちみちすべて取らなければならない)。M.Ed. 取得のための最低単位数が39なので、ざっくり4分の1が「見習い期間」ということだ。これらの科目を無事に修了できなかった場合は、能力ナシと判断され、大学から落とされる。復学するためには5学期(1年間ほど)待たなければならない。 私は仕事をしながらなので、時間的に、1学期につき1コースがギリギリだ。UoPeople では1学期が9週間で設定されているので、正式な大学院生と認められるには順調に行って3科目✕9週間=27週間。すでに4週間を無事に終わらせたので、あと23週間、つまりあと半年かかる。まだまだ遠いな。

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    05 UoPeople

    UoPeople の勉強が始まって3週間目

    University of the People 大学院で M.Ed. 教育学修士号取得のための勉強が始まって早くも3週間目。人事異動によって勤務校が新しくなったこともあり、3月から4月上旬はただでさえ目眩がするほどの忙しさだったが、その時期に UoPeople への入学をしてしまったものだからなおさら大変だった。すべてオンラインなので手続きなど心配な面もあったが、次に何を準備すればよいかなど、学校側からこまめにメールで連絡をくれたのはありがたかった。 UoPeople は5学期制で、ひとつのコースが8ユニット9週間で構成される。M.Ed.には学部のコースのような学科試験は無いが、各ユニットの課題 assignment を一つ一つクリアしていく必要がある。課題を提出できなかったり、スコアが基準に達しないと容赦なく落第となるようなので緊張する。 私が最初に履修したコースはM.Ed.のコアコースのひとつ Education in Context : History, Philosophy, and Sociology で、教育の目的や主な教育哲学について、アメリカと世界のものについて広く学ぶ。 1週間の学習の流れ UoPeople の学習は1週間単位で、課題には提出期限があり、遅れは認めてもらえない。学習はブラウザ内で動く Moodle というシステムを使っていて、画面には常に UoPeople Time が示されている。UoPeople Time はGMT-5 (GMT = Greenwich Mean Time グリニッチ標準時、GMT-5 とはロンドン郊外の旧グリニッチ天文台を基準として、ロンドンの標準時マイナス5時間)で日本とは14時間の時差がある(日本は GMT+9 つまりロンドンの標準時プラス9時間)。課題の提出締切はUoPeople Time で水曜日の PM11:55 となっている。 Discussion Assignment も Written Assignment も Reading Assignment の課題図書や記事(すべてオープンソースのもの)を読まないと書けないので、当然だがすべてきちんと取り組まないと先に進めないようになっている。1週間で書く分量はすべて含めると、自分の場合15ページほどだった(ダブルスペース、Times New Roman 12ポイント)。 朝から晩まで普通に仕事をしているので、当たり前だけれど、UoPeopleの勉強は夜と休日が勝負となる。勉強は体力勝負だとしみじみ思う。最初の週は2日間徹夜してようやく提出できた。2週目からは仕事と勉強のペース配分が分かってきて徹夜することなく課題に取り組めている。最初のハードルはなんとかクリアできた感じだ。 確かに大変なのだが、それよりもワクワクの方が勝ってしまって、楽しいです。Reading Assignment の課題図書や記事も実際的なものばかりで自分の仕事を振り返るよい機会になります。また自分の書いたことに対していろんな国の先生方(若い方が多いですが)からコメントをもらったりできるのも面白いです。これなら続けられそうな気がしています。

  • 05 UoPeople

    UoPeople の教育学修士号

    University of the People (UoPeople) のコース開始日がせまってきました。UoPeople のしくみや勉強の手順などについてはたくさんの方々がブログなどで紹介されていますが、私はこれから始まる Master of Education in Advanced Teaching (M.Ed.) の学習について少しずつ綴っていこうと思います。私は公立の中学校で社会科の教師をしています。すでに20数年の教員生活を送る中で喜びも悲しみも山程の経験をしてきました。教室や体育館で生徒たちと日々過ごしながら、もっと良い授業、もっと良い教育活動をしたいと思い続けています。もっと学ばなければ。やればやるほどその思いは強くなる一方です。ここ数年、国内の通信制の大学や大学院について情報を集め検討していましが、他教科免許取得をのぞいて、実行可能なところはほとんどありませんでした。 UoPeople のサイトを目にしたのはそんな時です。前回も書きましたが、収入や本人を取り巻く環境に関係なく、学ぶ機会を求めるすべての人に質の高い高等教育を提供するという UoPeople のコンセプトが私は気に入りました。100%オンラインで、費用も最低限でおさまります。どうしてそんなことが可能なのか、おいおい書いていこうと思います。勉強は当然すべて英語で行われるし、ピア・アセスメント(そのうち書きます)やインストラクターの評価で、小論文の文法や表現の誤りは減点されてしまうという心配があります。評価は日本の大学と違って結構シビアなようです。当然ながら一定以上の数字がないと単位はもらえません。インストラクターからは Grammarly などの英文チェッカーを使うこともおすすめされていたのでお世話になると思います。でも、今は心配よりもワクワクが大きいです。一緒に学んでいる人たちは世界中の現役教師が多いようです。いろんな国の学校現場の様子を聞くのが楽しみです。 M.Ed. 取得に必要なことリスト

  • 05 UoPeople

    University of the People に入学した

    100%オンライン、授業料無料をうたう University of the People に入学しました。 私が入学したのは Master of Education in Advanced Teaching (M.Ed. 教育学修士)の取得を目指す大学院のコースです。M.Ed. コースへの入学条件は、18歳以上であること、学士の資格 (Bachelor’s degree)を持っていること、そして英語の技量がある (proficient)ことでした。もちろん、インターネットへの接続は必須です。 UoPeople はできるだけ低コストで誰もが高等教育を受けられることを可能にしたアメリカの大学です。若い頃から持っていたアメリカ留学の夢が叶いました!完全自宅学習ですけど(笑) 授業料が無料の他、テキストも基本的にオープンソースのものや寄付されたものを使用するので無料です。入学時の登録に60USドル払って、コースごとの評価に300ドルずつかかります。M.Ed. の場合、最短で13コース(39単位)の履修が必要なので、3960ドルのお金がかかります。これを書いている時点で1ドルが130円とすると、51万4800円かかることになります。実際にアメリカ留学すると滞在費も含めて1年間に数百万円かかるようです。M.Ed.の取得には頑張っても2年はかかると思いますし、2年の間、仕事ができず無収入になる機会費用も含めて考えると(日本人の平均賃金として)、実際の留学はトータルコストが1500万円から2000万円近くになりそうなので、50万円ほどで修士を取得できる UoPeople はまさに革命的と言えますね。 英語の proficiency については英検も qualification の対象となっていたので英検1級の合格証の画像を送って、受講前の英語の勉強が免除になりました。少しお金は得をしましたが、英文で学校の課題を提出した経験が無いので、今、academic writing を勉強中です。特に学術論文の代用的なフォーマットである APA スタイルは公式ガイドブックを購入しました。公式サイトやいくつかの大学で詳細に説明してくれているのでマニュアル本の購入は必ずしも必要ではなかったですが、一応、手元に置いておくと安心なので。 UoPeople のしくみや手続きなどについてはたくさんの人がブログなどで紹介しているので割愛しますが、これから勉強の内容など、紹介していきたいと思います。人から聞いた話ですが、ドロップアウトしてしまう人もかなり多いようです。しかし UoPeople は、私のようにフルタイムで働いていて、しかもお金に余裕の無い人間がアメリカ留学できる最後の希望!(自宅だけど)がんばって続けます。

  • 01 Japanese History

    #33 Commodore Perry

    Here is my YouTube Video : Japanese History in 3 minutes #33 Commodore Perry On July 8, 1853, four black ships appeared at Uraga. The huge warships that appeared in Edo Bay wreaked havoc on the people of Edo. On board, the flagship, the frigate Susquehanna, was Matthew Calbraith Perry, the man who ended Japan’s isolationist policy that had lasted more than 200 years. Perry was born in Newport, Rhode Island in 1794, he joined the U.S. Navy at the age of 14. In 1852 he became Commander in Chief of the East India Squadron, carrying a letter from President Fillmore to Japan to make Japan a whaling port of…

  • 06 Miscellaneous

    Sly & The Family Stone そして Rose Stone の思い出

    もうかれこれ40年ほど前でしょうか。新聞配達の給料で ”Woodstock” のサントラ盤を買い、数多くの60年代のアーティストに夢中となりました。その中でも Sly & The Family Stone はジミヘンやジョー・コッカーとはまた違った光をはなっていました。NHK-FM の「サウンドストリート」ではじめて聴いた “Family Affair” 。その時のホストは渋谷陽一さんだったか、山下達郎さんだったか、または佐野元春さんだったか忘れてしまいましたが、そのドライでクールなサウンドの虜となりました。 上京してからは下北沢の輸入レコード屋さん FLASH に通い Sly のレコードを買い集めました。 “There’s A Riot Goin’ On” などは擦り切れるほど聴きました。60年代後半、Sly Stone の音楽はロック、ジャズなどジャンルを超えて多くのアーティストに大きな影響を与えました。しかし70年代以降、過度のドラッグにより表舞台から消えてしまいました。そういえば1989年に出版されたマイルス・デイヴィスの自伝 “Miles – The Autobiography” にもそのあたりのことが書かれていました。YouTube では2000年代の Sly のパフォーマンスを見ることができます。ファンとしては年老いた姿に哀愁が感じられ目頭がアツくなりますが、その音楽は相変わらずかっこよいです。 Montreux 2007 の “Family Affair” でヴォーカルをとっている Lisa はSly の妹 Rose Stone(The Family Stone のヴォーカルでキーボーディスト) の娘さんです。 Rose Stone といえば、私は個人的な思い出があります。 14,5年前のことですが、仕事で函館へ行ったときのことです。自宅から函館までは車で6時間以上かかります。連泊が必要な仕事だったので、リーズナブルでこじんまりとしたホテルに部屋をとっていました。すると、信じられないことにそのホテルに Rose Stone が泊まっていたのです。フロントのスタッフが、外国人団体客の名簿をカタカナで手書きしてフロントの台の上に貼り付けていたのですが、チェックインのときにその名簿にある「ローズ・ストーン」の文字が目に入ったのです。まさかと思いましたが、調べてみると、その週末に函館でゴスペルコンサートがあり、Rose Stone が所属するクワイアが来日していたことが分かりました。 昼間の仕事を終えると私はまっすぐホテルに戻って本当に Rose Stone が現れるだろうかとドキドキしていました。小さなホテルで、部屋にはテレビも無く、寝る以外には使えないようなところでした。なので、寝るまでの時間、宿泊客はほとんど皆、小さなロビーの大型丸テーブルのところに集まります。私もその丸テーブルについて本を読んでいました。 しばらくするとリハーサルを終えてきたのでしょうか、クワイアのメンバーがどやどやとホテルに戻ってきました。歌手と思われるおばさんたち、バンドマンまたはスタッフと思われる人たち。その中に Rose Stone がいました。スーパースターがなぜ私と同じ安ホテルに泊まっているのか、すごく不思議な感じでした。 Rose Stone も含めクワイアの人たちは外へ飲みに行くでもなく、ロビーの丸テーブルに一緒について、静かにおしゃべりをしたりしていました。私は Rose Stone に話したいこと・聞きたいことが山程ありました。子どものころから Sly & The Family Stone の大ファンです。お兄さん(Sly Stone – 本名 Sylvester Stewart)はお元気ですか。まだ音楽活動をしているのですか。あのかっこいいファンクミュージックはどのようにして生まれたのですか。日本にもまだまだたくさんのファンがいることをファミリーストーンのメンバーの方々に伝えてください。などなど。 私は目の前で座っている Rose Stone に話しかけることができませんでした。コンサート前の練習で疲れているだろうと遠慮したこともありますが、一番の理由は上手に話しかける自信が無かったこと。英語が使えなかったことです。もしあの時、英語が話せていたら、ファミリーストーンの面白い話を生で聞けたかもしれない。千載一遇のチャンスを逃してしまいました。この経験は、私が英語の勉強を続けている理由のひとつになっています。 こちらの動画はプリンスによるカバーです。かっこ良すぎます。フルの音源はないのだろうか。あれば是非聴きたいです!

  • 06 Miscellaneous

    Khruangbin

    Khruangbin(クルアンビン)はテキサス州ヒューストン出身のバンドです。様々なワールドミュージックの要素がつまった魅惑的な(ちょっと怪しげな)ファンクサウンドがくせになります。ベースのローラ・リー・オチョア(リージー)、ギターのマーク・スピア、ドラムスのドナルド・”DJ”・ジョンソン・ジュニアのたった3人とは思えないほど厚みのある音。YouTubeにアップされているインタビュー動画によると、マーク・スピアとDJ・ジョンソンはヒューストンの教会で一緒に演奏していたそうで、後にマークが友達を通じて出会ったリージーにベースを勧め Khruangbin が誕生したそうです。 わたしは趣味でドラムを叩くのですが、DJのドラムは個人的にドハマリです。あまり派手な印象はありませんが、タイトでかっこいいです。キーボードの演奏もしっとりと聴かせます。YouTube には Khruangbin のライブ映像がたくさんアップされています。次の来日公演は札幌まで来てほしい!

  • 01 Japanese History

    #32 The Kasei Culture

    Click here to go to YouTube Video of this episode 🙂 “Having as much of this serenity as possible, even though one knows little – nothing – for certain, is perhaps a better remedy for all diseases than all the things that are sold at the chemist’s shop.” In a letter to his sister, Vincent Van Gogh described the Japanese paintings as such. “Portrait of Père Tanguy” is one of the masterpieces by Van Gogh. Beloved by the artists of Montmartre in Paris, this art dealer’s background is painted with colorful Japanese paintings. “Japonism” greatly influenced many Western artists of the 19th century. From the latter half of the 18th…

  • 03 English

    物書堂の辞書アプリが秀逸

    2015年に電子辞書ビジネスから撤退してしまった Seiko Instruments Inc の中古を使い続けていましたが、いい加減新しい辞書が欲しいと思いました。市場はほぼカシオの独占状態?でしょうか。いろいろ探してみましたが結局電子辞書はやめにしました。理由は以下の3点。 結局、物書堂の辞書アプリを使うことにしました。以前からWISDOM(古いもの)と国語辞典は入れていましたが、よく見てみると結構ラインナップが充実していることがわかりました。 辞書関係は相当なマニアの方がたくさんいて情報を発信して下さっているのでブログやYouTubeを参考にしました。 物書堂のアプリは自分の好きなアプリを購入してアプリ内で管理できるところが便利です。また、複数の辞書で同時に引ける「串刺し検索」が使いやすく秀逸です。辞書の並び順も自分でカスタマイズできます。 ちょうどジーニアス英和の第6版が出ていたこともあり、ジーニアス英和(第6版)/和英(第3版)を購入(セール価格でした)。ジーニアスは8年ぶりの全面改訂だそうです。中辞典はもうほとんど使わないかなと思っていましたが、レイアウトが見やすいのと、内容が良いので、結構使っています。ジーニアスで驚いたのは、音声が見出し語以外の、複数形・過去形・ing 形などにもついていることです。買ってよかったです。 大辞典も欲しいと思い、ジーニアスかランダムハウスで迷いました。結局値段の安いランダムハウスを購入しました。リリースが2014年の第2版ということでちょっと古いのですが、値段はジーニアス大辞典の半分くらいだったので。使い勝手は良く、用例も豊富です。まだ使い始めですが評判通りとても良い辞書だと思います。 アプリの辞書がこんなに良くなってくると電子辞書はもう出番がなくなるかもしれませんね。紙の辞書はこれからも残るだろうと思いますが。ただ、老眼で少しきつくなってきました。これからも電子機器のお世話になりそうです。 ところで、物書堂の辞書アプリは apple 製品でしか使えないのでしょうか。昨年、スマホをGoogleに変えてしまったので、そこだけ不便です。

  • 01 Japanese History

    #31 Financial Woes

    Click here to go to the YouTube video The first American consul and minister to Japan, Mr.Townsend Harris described a small village near Shimoda in his journal in 1856. “Kakizaki is a small and poor fishing village, but the people are clean in person and civil in manner. You see none of the squalor which usually attends poverty in all parts of the world. Their houses are as clean as need be.” During the more than 200 years of isolation, Japan’s economy did not expand. Most people were poor except for a few wealthy merchants and feudal lords. Despite their poverty, people lived with cleanliness, courtesy, and a spirit of…