02 Japanese Culture

The Sumida Hokusai Museum すみだ北斎美術館

みだ北斎美術館は、生涯のほとんどを墨田区で過ごした葛飾北斎の作品を通して地域文化の継承と発展の場として建設され2016年にオープンした美術館。北斎のコレクターとして知られるピーター・モースのコレクションなどを展示している。両国駅から徒歩10分ほど。

佐之男命厄神退治之図(推定復元)

自分が行った時は常設展のみ。400円を払って入場。常設展は4階のワンフロアのみでそれほど広くはないが、北斎の作風の移り変わりをその生涯を追いながら見ていける。また、北斎漫画などタッチパネルで体験的に鑑賞できる工夫があり、子どもたちも飽きずに学べるように作られている。

諸国瀧廻り 東都葵ヶ岡の瀧(一部)

いくつかの作品には高精細画面モニタが用意されており、見たい部分を拡大して鑑賞したりできる。作品に描かれたいろんな人物を拡大して見ると楽しい。

常設展示の最後の方に、北斎84歳のころのアトリエ再現模型(おそらく等身大)があります。ひとつも掃除をせず、引っ越しを繰り返していたと言われる北斎。娘の阿栄と二人、どんな暮らしをしていたのだろう。模型を眺めていると、たまに北斎と阿栄が微妙に動くのでドキッとします。

スカイツリーを背景に美術館前の広場で遊ぶ地元の子どもたち。なんともうらやましい環境です。

北斎とともに墨田区界隈の雰囲気に親しめる美術館でした。また機会があれば行ってみたいです。

Let's learn about wonderful history and culture of Japan together!  全国通訳案内士(英語) 英検1級

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *