• Japanese Culture

    Demon Slayer 鬼滅の刃

    “Kimetsu no Yaiba”, or “Demon Slayer”, is a popular manga series that depicts a boy fighting demons in Japan a century ago. The total circulation of books (23 volumes in total) has exceeded 150 million as of February 2021. The movie version of the animation released in 2020 exceeded the box office revenue of 40 billion yen in Japan surpassing Studio Ghibli’s “Spirited Away”  and took the top spot in Japanese movie history. 『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は、1世紀前の日本で鬼たちと戦う少年を描く人気漫画シリーズです。単行本(全23巻)の累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破しています。2020年に公開された劇場版アニメは日本国内での興行収入を400億円を超え、同国での映画の興行収入としては、スタジオ・ジブリの『千と千尋の神隠し』を抜いて、歴史上第1位を記録しました。 人気のアニメ映画の英語名としては、『鬼滅の刃』が “Demon Slayer”、『千と千尋の神隠し』は “Spirited Away”、『もののけ姫』は “Princess Mononoke”、そして私の大好きな『風の谷のナウシカ』は “Nausicaa of the Valley of the Wind” と呼ばれているようです。 もう20年以上昔のことになりますが、フランス在住の頃、子どもたちは『らんま1/2』と『ドラゴンボール』が大好きで、私が日本人だとわかると漫画の話で喜んでくれたものでした。テレビをつけると『アタックNo.1』のような古いアニメが放映されていたり。 また、漫画ではありませんが、深夜に小津安二郎の映画が放映されていたりしました。私はその頃、小津安二郎のことを知らなくて、古くさい日本映画にフランス語の字幕がついてテレビで放映されていることに不思議な感覚を覚えましたが、見ているうちにあの独特なカメラワークとセリフのやりとりが面白くてすっかり小津映画のファンになってしまいました。 また、気がつくとどんな小さな町にも柔道場があったり、フランスの先生の家にいくと三船敏郎のチャンバラ映画のビデオが置いてあったり、海外への日本文化の広がりに驚いたものでした。