全国通訳案内士(英語)合格しました!
仕事の合間にマイページにログインして見ると、小さく「合格」の文字が。
とても目立たない感じで載っていたので状況が把握できず、何度も見直しましたが、自信が持てずネットの官報を見ると、自分の名前がありました。合格したことがやっと分かりました。合格証書が簡易書留で郵送されるようです。
12月の二次口述試験がうまくいかず全く自信がなかったので、嬉しさよりも、驚きと同時に安心感で脱力気味です。
全国通訳案内士の資格試験を知ったのは数年前でしたが、受験を決めたのは昨年春でした。昨年の春から夏までは一次筆記試験に向けての勉強。その後は口述試験に向けての勉強でした。コロナで仕事の全体量が減ったことも、勉強時間の確保という意味では不幸中の幸いに。
二次試験は東京までの旅費を少しでも浮かせるために格安航空券とカプセルホテルを利用しました。前日夕方、会場近くの多摩霊園へ行き、東郷平八郎元帥の墓前で気持ちを落ち着かせてお祈り。当日朝は近くの公園で集合時間直前までプレゼン練習をしました。
試験中の10分間は全力で臨みましたが、満足したやりとりをできず、試験官の方々の笑顔を一度も見ることなく終わってしまいました。今思うと私は必死の形相でした。きっと。しいていえば最後まであきらめずに挽回しようと頑張っていたことが評価してもらえたのかもしれません。いずれにしてもぎりぎりの合格だったと思います。今回、残念な結果だった方々には、同じ目標を持つ者として続けていただきたいという気持ちです。私みたいな奴でも合格できたのですから。応援しています!
英語の最終合格者は251名。今回の合格率は8.5%だったようです。私は実力的に合格ボーダーラインと自覚していますので、これからますます身を入れて勉強しなければ!と思います。コロナが明けたらボランティア活動をしようと思っています。
ところで、英語以外を見てみると合格者の少なさに驚きました。フランス語と中国語が25名、韓国語が15名です。特に少ないところでいうと、ドイツ語が6名、イタリア語は5名、ポルトガル語とロシア語は3名、タイ語の合格者はたった1名です。英語圏では広く第2言語となっているスペイン語でさえたったの13名。受験者数が少ないということもあるかもしれませんが、英語に比べると学習インフラが少ない中(たぶん)、努力を続け合格された方々には尊敬しかありません。
出口治明さんがおっしゃっていたのですが、学びに必要なのは読書(本)・旅・そして出会い(人)。共感します。私の場合、語学はその学びに必要なツールです。大袈裟に言うと今日は人生のひとつの区切りとなりました。一旦立ち止まって、学びのやり方を見直してみようと思います。明日からまたがんばろう。
お読みいただきありがとうございました。