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UoPeolpe 3コース目が終わり晴れて Degree Student になった
先日、3科目目 EDUC5220: Curriculum Design and Istructional Decision Making を無事に終了し、UoPeople から次のようなメールを受け取りました。 Congratulations!You have successfully completed UoPeople Foundations and have been admitted as a Degree Student in the Master of Education in Advanced Teaching program! (以下略) UoPeople Admissions からのメール ファンデーションに指定されている4科目のうち、3科目を終了したので晴れて Degree Seeking Student として認められたのだ。おめでとう、自分! 今回の EDUC5220 はコース名の通りカリキュラムのデザインについての内容だった。これまでカリキュラムという言葉自体を漠然と捉えていたし、シラバスとの違いもよく分かっていなかったことに気がついた。とにかく年度内に「こなすための教育計画」くらいの考えでいたことにも気がついた。カリキュラムは学校の中だけで閉じられるものではなく、様々な利害関係者が絡み合うコミュニティの中で機能するものであることについても、深く考えさせられる内容でした。ディスカッション・フォーラムで他の先生方とやり取りしたり、ポートフォリオ・アクティビティの振り返りをまとめたりしていると、日本の教育環境においては、総合的な学習の時間の重要性を改めて感じます。導入された後、PISAの結果で日本人の学生がランクを落としたといって大騒ぎして、円周率がどうしたとか、「ゆとり世代」なんていうわけの分からない言葉まで作られて、すっかりダメにされてしまった感のある総合的な学習の時間ですが、もっとこの時間を大切に使わないといけないと思います。 このコースで初めて日本人の方と一緒になりました。とても心強かったです。UoPeople のサイトによると、現在日本人の学習者が3千人強(推定)いて、教育学修士 M.Ed.コースの登録者は4%程度ということなので、日本全国では単純計算で百数十名ほど。貴重な出会いに感謝でした。またこの後のコースでもご一緒できると嬉しいです。 評価方法も科目によって大きく違うということもわかりました。例えば今回の EDUC5220 では評価項目と重み付けは次のようになっていました。 Discussion Assignments 25% Written Assignments 15% Group Activities 15% Reflective Portfolio Activities 45% TOTAL 100% Grading Components and Weights EDUC5220 Written Assignments と Group Activities の重み付けが低く、Reflective Portfolio Activities に半分近くのウェイトが置かれていました。これは私にとってラッキーでした。正直言ってグループアクティビティはメンバー間の連絡のやりとりからレポート(またはプレゼン資料)の作成までとても大変なのです。グループアクティビティについては別の機会に書きたいと思います。それから、私は今回 Written Assignments のピア評価を一つ提出し忘れてしまっていたのです。終わらせたつもりになっていたのですが、提出しておらず、気がついたときには締切を過ぎていました。やってしまった〜!と青くなりましたが、Written Assingments の重み付けが低かったおかげで大きなダメージを受けずにすみました。全体では今回はじめてA+ 4.0 をいただきました。いまのところ通算のCGPA 4.00 をキープできています。毎週の課題をこなすのは時間がかかり大変ですが、示されているインストラクションとルーブリックをよく読み、指示をはずさないように課題を仕上げれば間違いなく高評価をいただけます。ピアによる低評価が話題になることがありますが、今回の先生は丁寧に課題を見てくださり、最終的にすべてインストラクターの判断でアジャストしてくれたので全く問題ありませんでした。 つかの間の休み。来週からネクストタームが始まります。本業の方も相変わらず忙しくクタクタですが、学んでいる実感がとてもあり、UoPeople に入学してよかったと思っています。円安のせいで査定料の300ドルが45,000円以上になってしまうのがつらいですが!
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UoPeople の評価システム
University of the People の M.Ed.(教育学修士)の勉強を始めてひとつ目のコースが終了し、評価が出ました。私はコーストータル 95.27 で、CGPA 4.00(最高点)のAをいただき、単位3を獲得することができました。とても大変だったので素直に嬉しいです。自分ももちろん努力しましたが、あつく指導してくださった教授と、特にグループ活動を一緒に行ってくれた優秀な仲間のおかげです。感謝。一息ついたら、もうすぐ次のコースが始まり8月まで忙しい毎日が待っています。またAを目標にがんばろうと思います。 今回は、自分の成績を例に、UoPeople の評価システムについて書き留めておこうと思います。 UoPeople の評価項目は次のようになっています。この評価項目と重み付けはコースによって変わります。 ① Discussion Assignments ディスカッションフォーラムへの投稿 20% ② Written Assignments 小論文 30% ③ Group Activities グループ活動 25% ④ Reflective Portfolio Activities ポートフォリオ(振り返りのエッセー) 25% 合計 100% 評価項目と重み付け ①〜④の文章はすべて APA フォーマットに従いアカデミックライティングで仕上げる必要があります。特に引用の仕方や、一人称、二人称を用いずに客観的な表現にする、また、受動態を多く使うなど、学校で習った英語とは真逆の仕様なのでとまどいました。私は、オフィシャルガイドブック( Publication Manual of the American Psychological Association : The Official Guide to APA Style 7th edition )を購入しその都度参照しました。また、APA のオフィシャルサイトも参考にしました。 ① Discussion Assignment について Discussion Forum への投稿は全部で8回ありました。各回がそれぞれ10点満点で評価されます(ピア評価)。投稿のあと、仲間に対する評価を3名以上行います。Discussion Assignment の得点はコース全体では 20% 分を占めるので、換算すると、1回分の満点10点はコース全体への貢献度が 2.5% となります。8回とも10点満点だとすると、20%を獲得することになります。 ユニット 得点 満点 コース全体への貢献 Unit 1 8.67 10 2.17% Unit 2 9.00 10 2.25% Unit 3 8.00 10 2.00% Unit 4 7.00 10 1.75% Unit 5 9.50 10 2.38% Unit 6 10.00 10 2.50% Unit 7 9.50 10 2.38%…
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UoPeople の “a non-degree seeking student” について
UoPeople で教育学修士号 (M.Ed.) 取得のための勉強が始まって5週間目。世の中はゴールデンウィークだが、自分に休みは無い。今、自由な時間はほぼ勉強に費やしている。しかし振り返るとこれまでの教員人生も休日はほとんど部活動の指導だったから、コーヒーを飲みながら机に向かって勉強するなんてまだ楽な方だ(働き方改革で休日の部活動はこれまでの半分くらいになった〜個人の感想です)。 同じクラスの参加者を確認してみると、最初50名くらいいたはずの学生が19名になっていた。もうすでに半分以上の人達がドロップアウトしたらしい。UoPeople の規定では決められた期間内に申請してコースの途中で抜けたり、休学したりできるので(成績に影響しない)、授業料が無料ということもあり最初から気軽に?コース登録する人がいるのかもしれないと思った。生き残っている人たちは Discussion Forum の投稿を見ても優秀な人達ばかり。Discussion Assignment と Written Assingment の両方で3名の peer assessment でお互いを評価し合う。お互いの成績に関わるので下手なことは書けない。rubric を見ながら慎重に書くわけだがこれが結構大変だ。ピア評価についてはまた別の機会に書こうと思う。 いつも moodle の登録コースの画面ばかり見ていて、ポータルサイトの画面を見ておらず気づいていなかったのだが、次の学期のコース登録が始まったので、コース登録と現在勉強中のコースの assessment fee (評価料)$300を支払うのにページを見ると “Couses taken as a non-degree seeking student” と書いてあり「ん??」となった。UoPeople のホームページには non-degree seeking student の説明として「学位の取得を目指さず勉強している学生」というような説明もあり、学位取得を目指していないとはどういうこと?もしかして最初の登録で何かやらかしてしまったのかと焦ってしまった。とりあえず chat bot の Michelle (右下のAI チャットガイド)にプログラムアドバイザーにつないでもらって相談のメールを送った。しかし、Graduate Catalog (学院生の説明書)を読み直して理由が分かり、プログラムアドバイザーには「説明をよく読んでいませんでした。すみませんでした」とメールを送り直すことになった。やれやれ。 a non-degree seeking student から degree seeking student になるには (M.Ed. の場合) Graduate Catalog によると学位取得の手続きとして、 つまり、Foundation(基礎コース)を終了するまでは、私はまだ正式には大学院への入学を認められたわけではなかったのだ(Catalog には最初にすべて目を通していたが、意味がよくわかっていなかった、、、)。 M.Ed. では Foundation として4つのコースがある。今年度のカタログでは以下の通り。 まず最初にこれらのうち3つをすべて最低でも GPA 2.67(Bマイナス)以上の成績で修了する必要がある(ちなみに GPA の満点は4)。修了するとコースの単位も取得できる(3✕3=9単位)。その後、ようやく大学院で学位取得を目指す力があると証明され、正式な UoPeople 大学院生と見なされる(この4つはすべて必修なのでどっちみちすべて取らなければならない)。M.Ed. 取得のための最低単位数が39なので、ざっくり4分の1が「見習い期間」ということだ。これらの科目を無事に修了できなかった場合は、能力ナシと判断され、大学から落とされる。復学するためには5学期(1年間ほど)待たなければならない。 私は仕事をしながらなので、時間的に、1学期につき1コースがギリギリだ。UoPeople では1学期が9週間で設定されているので、正式な大学院生と認められるには順調に行って3科目✕9週間=27週間。すでに4週間を無事に終わらせたので、あと23週間、つまりあと半年かかる。まだまだ遠いな。
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UoPeople の勉強が始まって3週間目
University of the People 大学院で M.Ed. 教育学修士号取得のための勉強が始まって早くも3週間目。人事異動によって勤務校が新しくなったこともあり、3月から4月上旬はただでさえ目眩がするほどの忙しさだったが、その時期に UoPeople への入学をしてしまったものだからなおさら大変だった。すべてオンラインなので手続きなど心配な面もあったが、次に何を準備すればよいかなど、学校側からこまめにメールで連絡をくれたのはありがたかった。 UoPeople は5学期制で、ひとつのコースが8ユニット9週間で構成される。M.Ed.には学部のコースのような学科試験は無いが、各ユニットの課題 assignment を一つ一つクリアしていく必要がある。課題を提出できなかったり、スコアが基準に達しないと容赦なく落第となるようなので緊張する。 私が最初に履修したコースはM.Ed.のコアコースのひとつ Education in Context : History, Philosophy, and Sociology で、教育の目的や主な教育哲学について、アメリカと世界のものについて広く学ぶ。 1週間の学習の流れ UoPeople の学習は1週間単位で、課題には提出期限があり、遅れは認めてもらえない。学習はブラウザ内で動く Moodle というシステムを使っていて、画面には常に UoPeople Time が示されている。UoPeople Time はGMT-5 (GMT = Greenwich Mean Time グリニッチ標準時、GMT-5 とはロンドン郊外の旧グリニッチ天文台を基準として、ロンドンの標準時マイナス5時間)で日本とは14時間の時差がある(日本は GMT+9 つまりロンドンの標準時プラス9時間)。課題の提出締切はUoPeople Time で水曜日の PM11:55 となっている。 Discussion Assignment も Written Assignment も Reading Assignment の課題図書や記事(すべてオープンソースのもの)を読まないと書けないので、当然だがすべてきちんと取り組まないと先に進めないようになっている。1週間で書く分量はすべて含めると、自分の場合15ページほどだった(ダブルスペース、Times New Roman 12ポイント)。 朝から晩まで普通に仕事をしているので、当たり前だけれど、UoPeopleの勉強は夜と休日が勝負となる。勉強は体力勝負だとしみじみ思う。最初の週は2日間徹夜してようやく提出できた。2週目からは仕事と勉強のペース配分が分かってきて徹夜することなく課題に取り組めている。最初のハードルはなんとかクリアできた感じだ。 確かに大変なのだが、それよりもワクワクの方が勝ってしまって、楽しいです。Reading Assignment の課題図書や記事も実際的なものばかりで自分の仕事を振り返るよい機会になります。また自分の書いたことに対していろんな国の先生方(若い方が多いですが)からコメントをもらったりできるのも面白いです。これなら続けられそうな気がしています。